BABEL 重松成美著

これは的外れな妄想かもしれません。
「システムが大きくなり一定の情報量に達すると生命と呼ばれる層になる」といった感じの士郎正宗さんの文を思い出しました。
私たちが光ファイバーや電波で言葉や絵や音に想いを載せて伝えあってて、どうして太陽光が暑いだけの光だと言えるだろう。
ネットを介してコンピュータが翻訳し私たちが書物を読むときに、いつの日か書き手が文字に載せた想いに触れることが出来る
何万冊と刷られた(コピーされた)本を読んでも然り、であれば羊皮紙やパピルスに、いやいやもっと以前より、
私たちにはただ光としてしか知覚されていない、光でなくても良い、バラバラで読めない書物(媒体)にアクセスして読み解けば
いままで決して語られることのなかった想いが重ね合わせてあるんじゃないか?
それは翻訳してみれば、読み解くことができれば、世界とも呼べる膨大な情報があって、
私たちが天使や神として語ってきた、なにか大いなるものなんじゃないか?
そういった未知を読みたい。といったマンガだといいなあと思っています。
世界を埋め尽くす物質に想いが重ね合わせてあるだなんて、ステキじゃないスか。

このところ、魂とか心なんてものはなく人間は肉でできた機械式のヒトガタです。みたいなハナシばかり読んでたので
現在観測できるものが全てではない。ていうのにはとてもワクワクします。
キュリー夫人、だけでもないのでしょうが、目に見えないものを観測してきた方々。
ちょっと前のハンターハンターでギャングのコアラみたいなのが喋ったそういうハナシにもワクワクでした。
絶望先生の最終話もそんなだったでしょうか。よくわからんですけど。
書き手が書物に載せた想い、いまだ観測されないそれは確かにあるんだ。ていうハナシになることを願って。