雨 ルビの指輪

いま読んでいる本が、久々に挫折しそうです。
パンツァークラウンフェイゼス 吉上亮著
タイトルからしてワタシには合わないだろうと予想できるものでしたが
帯に「マルドゥックスクランブルから10年。~」等々、マルドゥックのあれを勝手に期待してみようと思ったわけです。

だいたい、かっこよさそうな漢字にカタカナのルビを当てた単語が並んだ仮面ライダーとかそんなスーパーヒーローのハナシ、に見えました。
お金の流れを集中管理するコンピュータがその行動パターンと結果のデータベースから、その都市に住む人々すべてに最適と予想される行動の選択肢を「層現ーレイヤードリアリティー」を通して指示し続けて、皆がそれに従い続けることで、何故か全員がとても幸せで華やかで不満のない生活を送っている世界。
主人公たちだけがー主人公だけ、ではない。仲間がいるー主人公たちだけが対武力要員ということでチョー強い武器と一般人にはないアクセス権限を持っていて、たとえば仲間の一人はチョー速いバイクを、また別の仲間はチョー強い戦車を、そして主人公は仮面ライダー的な「強化外骨格」を「着装」することができる。その名も「黒花」。ルビはブラックダリア。戦闘しないと強いも何もないので出てくる悪役が「着装」するものが「白奏」。ルビはホワイトジャズ。これらが一般人の生活する都市を縦横無尽に破壊しつつ戦うわけで。ちなみにエヴァンゲリオンでいうリフトオフに相当するのが「出勤!」。ルビはショウタイム。
一般人と違って不幸な過去を持つ主人公は、その時に右腕を失っていて機械化、幻肢痛を人知れず耐えている。不幸な過去はまだ匂わせるだけで明かされてないのですが、その時に血の繋がってない(?)幼馴染だったか妹だったかとの別離を経験し、物語の冒頭で再会。うん、無理。

それでも、いやいやハヤカワJA(神林長平)だよ?と思い頑張ってみましたが
いやいやハヤカワJA(
籘真千歳)だよ?てあたりで、ギブ。
ちなみにこれの以前に挫折したのはネガティブハッピーチェーンソーエッヂ。serial experiments lainを勝手に期待したため。